------しまなみ海道(後半戦)2006年しまなみ海道100kmウルトラ遠足 -頑張ったよ~ 記- 973名出走、692名が完走(完走率約71.1%) 今回の目標(順不同) その1:時間内に笑顔でゴールすること その2:昨年の記憶の空白を埋めること その3:走友の輪を広げること その4:ボランティアの皆さんと言葉を交わすこと その5:自分自身が、楽しむこと デジカメ撮影 152枚 ・20箇所 全エイド ・6つの橋 後半戦のスタートです。前半戦はこちらryuji さんは先発、隊長さんと哲さんも先を走っているのだろう。 Junh さんは中間点で休足中。 ということで、一人旅が続きそう。 海岸線を暫く行くと、町中に入って行く。昨年よりは歩道が奇麗になっている感じがする。 それにしても、アスファルトの照返しでくそ暑い。 今回は180mLのペットボトルを持参していないので、水分の補給が心配だ。 既にT-シャツは塩で真っ白。両膝の黒い圧迫サポータには塩の再結晶が析出している。 【平山郁夫美術館 12:22(7:22)】 ようやく海岸線に出る。 【あれが、多田羅大橋 12:46(7:46)】 しばらく海岸線を進むと、砂浜の彼方に、4番目の橋、多田羅大橋が見えてくる。 砂浜の上に作られた木製のコースに降りる。 【55km 通過 12:48(7:48)】 【No.11 エイド 55.2km 12:52(7:52)】 昨年のエイドより、少しだけ先に移動していた。ちょっと狭い。 たっぷりと給水して、多田羅大橋に向う。 【海岸線を行く 13:01(8:01)】 照返しのきついロードを、多田羅大橋を見ながら進む。次のエイドは橋の向こう。遠い(>_<) 橋へのアプローチに近づくと、ありましたありましたヽ(^O^)ノ 【UMMLエイド 13:09(8:19)】 カルピスをありがたく頂戴する。ありがとうございます!! ビール缶も空いていた。グッと我慢して、橋に取りつく。 【きつい、その1】 階段を上がって、この坂を登って、その先の階段を登ると、 【きつい、その2】 急坂がさらに延びている。 【まだ登る? 13:15(8:15)】 ってな感じで、中腹を行く。 【ようやく多田羅大橋を渡れる 13:18(8:18)】 橋上は風があり、気持ちが良い。大三島まで1.5kmほど。向こう側には、冷たいおしぼりを手渡してくれるエイドが待っている。 1480m 【瀬戸内海と今来たロードが見える】 【大三島から多田羅大橋を振返る 13:32(8:32)】 ひとつの橋を渡るのにも時間がかかるもんだ。おまけに橋から海岸線の道に降りるのにも。 多田羅大橋も、渡り終えると左折して、ぐる~~~と回って降りる。 【記憶が】 昨年の記憶が不鮮明だったヘリコプターがあったあった。ということはカメラマンもいるはず。 【大回りな下り】 180度ターンして再び橋に近づき、橋の下を行き過ぎてまたターン。 【ポーズ】 カメラマンが狙っている。(^_^)v しようとしたら、間に合わなかった。 首が突込みあごが出ている。左足の接地も、外側からになっている。 かなり疲れている感じ(自分でいうのも可笑しいが) その先の急な坂を下りれば IC に設営されたエイド。この下りがきつい。 こんな時は、後ろ向きに下りてみた。 【No.12 エイド 61.4km 13:40(8:40)】 おじさんが冷たいタオルを手渡してくれた。ありがたい。 タオルを首の後ろに乗せたまま、給水と給食。 昨年は、ここからの記憶がほとんどない。暑くて、足がしんどくて、下ばかり見て歩いていた。 今回は、デジカメに納めておこう(゜゜)\バキ 【ロード 14:02(9:02)】 こんなロードが続いている。単調なので走る気力がほとんど無くなる。 で、「あそこまで作戦」開始。 ようは、あの標識まで走ろう! 着いたら次の標識まで歩こう、そして着いたら...と繰返す。 【振返ると多田羅大橋 14:09(9:09)】 随分来たもんだ。振返ると多田羅大橋が遠くに見える。 しかし、65kmの標識がなかなか見えてこない。時間ばかりが進む。 少し、くらくらするようになる。ポーチに入れてある塩をひとつまみ口に含む。 水がないので、舌が焼けるように痛い。 【65km 通過 14:11(9:11)】 「あそこまで作戦」で前を行くランナーに追いつき、そして拾うことができた。 ただ、ペースは昨年と同じくらい。でも、心はポジティブ。 【大三島橋へのアプローチ 14:15(9:15)】 5番目の橋、大三島橋へもこんな坂を登らなければならない。 昨年はフラフラだった。 今回は、ロキソニンのお陰か、足の調子もいい感じになってきた。 【隊長さんと哲さんみっけ】 俄然元気が出てくる。なんとしてでも追いつきたい! 追いついてみると、隊長さんの様子がかなりきつそうである。頑張れ!! しばらく、一緒に歩き大三島橋を目指す。 隊長さんも限界に近い状態なのか、苦しそう。無理はできない。 哲さんが「先に行ってくれ」と。先行させてもらう(歩いてですが(^-^;;;) 【おお、大三島橋 14:23(9:23)】 見えてきた、見えてきた。 【大三島橋を渡る 14:26(9:26)】 渡り切って下ると塩羊羹のエイドがある。 297m 【No.13 エイド 66.0km 14:33(9:33)】 伯方島に入ると、歓迎の看板が立ち並ぶ。その中をエイドに向って下りてゆく。 ここでもおしぼりを手渡してくれる。そして、塩羊羹をパクつく。美味い。 次のエイドにそうめんあります、の看板が立っている。 隊長さんと哲さんが到着。よかった。 足にスプレーをして、そうめんを求めて、早々に出発。 すぐに下り坂となり、そしてターンして登りに変わる。登り切ればその先には、長い下りが待っている。足の痛みがないので、作戦を実行しながら先を目指す。 【ロード 14:47(9:47)】 また、登り。この先の道端に、おばあちゃんが立っていて声を掛けてくれた。 ありがとうございます。 おお、エイドが見えてきた。前方には3名のランナーが走っている。 エイドに近づくと、ゼッケン番号と名前が呼ばれている。 まもなく、私の名前も呼ばれて、感激のゴール、ではなく、一休み。 【No.14 エイド 70.0km 14:57(9:57)】 そうめん、そうめん。一口サイズのそうめんがお椀に入っている。 1杯ご馳走になり、お椀を持って行くと、お代わりを入れてくれる。 美味い!!塩羊羹もガツガツいただく。 そして、一口大のおにぎりに、伯方島の塩をたっぷり乗せて(ふりかけたのではなく)いただいた。 スタート点、中間点でマッサージのサービスをしてくれていたクリオさんたちが移動してきて、ここでもサービスが受けられる。昨年は、中間点、そしてここでもサービスを受けたが、今回は先を急いでしまった。 さー、出発だ。 【あれが伯方大島大橋か 15:02(10:02)】 エイドを出て直ぐのところで、昨年デジカメで撮影し忘れた6番目の橋、伯方大島大橋の姿を今回は忘れずにパチリ。 海岸線を進み、橋に近づく。そして、クネっと左に曲がって上っていく。ここでもボランティアの方が誘導してくれている。ありがとうございます。 【橋上から来た道を 15:15(10:15)】 さっきのエイドがよく見える。あの向こうからやって来たんだな~。 【さあ 渡ろう】 橋の向こうは大島だ! 1165m 大島に渡り、右折。ここで歩道と原付き道に分かれる。 そういえば、昨年は、原付き道を下りるランナーの一群がいたので、後続ランナーは迷ったっけ。結局、皆で歩道を進んだのを思い出した。 今年は迷わず歩道を下る。 【大島側から 15:30(10:30)】 下る途中、こんな美しい姿が見られる。 そのまま、橋の右側で海岸線の道に出る。そこからは、海岸線を次のエイドまで進む。 【コーラ 15:40(10:40)】 橋の下を通りすぎると右側に私設エイドが用意されていた。 お顔を枚方の大会で拝見したことがある。きっと、あの方だ。 自信がないので、ただただ感謝してコーラを一杯いただく。 ゴール会場で再会。声を掛けさせてもらった。だいじゅさん、ありがとうございます。 【75km 通過 15:49(10:49)】 【No.15 エイド 75.6km 15:54(10:54)】 ず~~と、赤のタスキの兄ちゃんランナーと一緒だった。 つまり被写体。だから、たびたびワゴン車が近づきカメラを構えている横を通過してきた。 カメラの方向が明後日の方を向いていることが多いので写ってはいないだろう。 凍ったフルーツゼリーが歯にしみたが、美味かった。 小用に寄って、出発。 【ロード 16:05(11:05)】 次のエイド、バラ園に向けしばらく内陸のロードを進む。頑張りどころだが、きつい。 【タスキの彼 16:13(11:13)】 この先登りが始まる。きついぞ~! 【80km 通過 16:41(11:41)】 ようやく、来た。あと20km 残り時間4時間19分。昨年よりは1時間5分遅いが、このままのペースで進めば、制限時間内にゴールできると思い始める。 なんといっても、気持ちがポジティブだし。 【No.16 エイド 80.7km 16:51(11:51)】 タスキくん(勝手に命名)は、到着早々インタビュー受る。頑張ろう、タスキくん! ここでまで、足が靴の中で滑る感じがしていた。それを止めようと指で靴底を掴もうとする。すると、指が攣る。力ずくで指を伸ばして、先に進む。という感じ。一度靴を脱いで履き直す。ヒモもしっかりと結び直して出発。 【こころ和む 16:57(11:57)】 昨年は、バラ園なのにバラも見ず素通りしたので、今年はパチリ。 バラ園を離れるとクネクネと曲がる海岸線を進む。 昨年は80km-85kmこの区間でキロ11分かかってしまった。今年はどうなるか? 【海岸線を行く 17:29(12:29)】 タスキくん、しんどそう。 海岸線はでっぱりがあり、コース取りが難しい。私は兎に角左側を進んだ。ジワジワと近づき追い越す。 海岸線のでっぱりを越えると、来島海峡大橋が見えるか? と期待するが、なんどもふられる。その繰返しで、前に進む気力が低下するのかもしれない。 この辺に85km地点があるはずなのにな~。 【ああ、来島海峡大橋 17:32(12:32)】 ついに、ついにである。1年ぶりの再会。と、後ろから足音が近づく。 【走ってる】 タスキくんが走って追いついてきた。 「橋が見えたよ!」と声を掛けたら、嬉しかったのか、そのまま抜いて行った。 後を追いかけて、 【85km 通過 17:36(12:36)】 ここに移動していたのか(^^ゞ 気分はポジティブ。しかし、今年もキロ11分だった(>_<) 距離表示が変なんあだろう、と納得。 昨年、目まいから緊急ピットインした自動販売機(すだれの横の青やつ)を今回は通り過ぎる。 今年はポジティブ。 が、Uターンしてポジティブにコーラを購入。口の中に炭酸が広がって最高に美味かった。 【近づく 17:42(12:42)】 炭酸でお腹がゲボゲボしながら、来島海峡大橋を目指す。 【No.17 エイド 86.1km 17:48(12:48)】 昨年は登る途中だったと思うが、今回は、橋の取付き下にエイドがあった。 コーラの缶に水を補給したかったが、まだ残っているので断念。 【アプローチ 17:51(12:51)】 これが、またきつい。上方のガードレールまで草の茂った階段を上って行く。 【ループ 17:58(12:58)】 ちょっとした休息所(昨年のエイドがあった場所)を過ぎると、大きな半径の円を描いたループを登って行く。 【来島海峡大橋を渡る 18:02(13:02)】 やっと、橋の高さに到着。眼下に今登ってきたループが見える。 そろそろ太陽が赤くなりかけてきた。 第一大橋1570m 第二大橋1515m 第三大橋960m 昨年は、自分の足で四国に渡れる嬉しさからジョグで一気に渡り切った。そして、その後潰れた(>_<) 今年は、橋を下りてからの今治市街地コースで潰れたくはない。 それに、ハムストリングも攣る一歩手前の状態なので、それぞれの橋の中央部分までの登りは早歩きで進み、下りかけてからゆっくりと走ることにした。 こんな進み方でも、前を行くランナーが少しずつ大きくなってくる。 皆、疲れているのだ。 【夕日 18:27(13:27)】 昨年より1時間ほど遅いお陰で、奇麗な夕日を見ることができた。 心はポジティブ(くどい) 【No.18 エイド 91.9km 18:43(13:43)】 渡り切ってきついスロープを下りるとエイドに到着。残すところ8.1km、 残り時間は2時間以上ある。 ここで休んでいるランナーは、どことなく、皆のんびりしてる感じに写った。 ごく普通の徒歩でも大丈夫だからだろう。 でも、心はポジティブ。走ってゴールしたい。ゴール1km手前まで歩き通した昨年が惨め過ぎる。 【鶏卵まんじゅう】 名物のまんじゅうをいただき、出発。 しばらく下りが続く。昨年はまったく足が出せず、後ろ向きに下りたことを思い出した。 今回は、来島海峡大橋でセーブした分、足は元気である。どんどん、ランナーを拾える。 【95km 通過 19:09(14:09)】 昨年は歯を食いしばって通過した地点をゆっくりだが走って通過。 あと5km。 【No.19 エイド 96.2km 19:15(14:15)】 辺りは暗くなている。サングラスをしているからなおさらである。 昨年は歩くことしか出来ず、おまけに14時間切りが掛かっていたので通過してしまった。 最後の給水をして、ゴールに向う。 歩いてゴールを目指すランナーを拾って行く。 既にシャッターを降ろしている商店街を進んで行く。「大変やったね」と、ねぎらいの言葉をかけてくれる。 商店街を過ぎ、左折。そして直ぐ道を渡るのだが、ちょうど信号が青だったので左折せずに道を渡った。信号のところに氷をサービスしてくれている女性がいた。暗くなるまで、ご苦労様です。 道を渡って左折して道なりに右折する。昨年はここで、右折せず道を渡ってしまった苦い経験がある。 右折して港を左手に見ながら直進する。 前方の歩道には、大きな犬を2ひき散歩させている老夫婦がいたが、ランナーに気がつくと道を空けてくれる。 「ありがとございま~す!」 【もうすぐ今治城:翌日のバスからの画像です】 そして、この右側の歩道を道なりに進むと左にカーブして、青い車の先辺りを右折。 その先は、お城へ続く道となる。 お城の前に「あと1km」の標識。 99km まで来たんだ。 【もうすぐゴール:翌日のバスからの画像です】 右の歩道を進む。コースを間違えたらえらいこっちゃ。 路面に書いてあるピンクの矢印と、標識などに付けてある点滅式の方向指示板を頼りにゴールを目指す。 交差点を左折。既にゴールして会場を離れたランナーに道を尋ねまくる。 もう一度右折。そして直進すると、係の人がいて左折するように指示している。 指示に従い左折。まだ距離があるが、前方に右矢印が点滅しているのが見える。 あれがゴールへの入り口だ! よいしょ、よいしょ。 さあ、曲がろう~。 と、その横をひとりのランナーに勢いよく拾われた。 【ゴール 6/16海宝さんから写真が届きました】 そしてゴール。14時間47分! 昨年はゴールする瞬間、撮影のため立ち止まってしまった。 今年は、帽子を脱いで万歳をしながら駆け抜けたヽ(^O^)ノ ryuji さんがゴール近くにいる。 私を待ていてくれたのか。いやいや、私を拾ったランナー守さんがお連れさんだった。 ryuji 軍団に紹介してもらった。これで、走友も輪もさらに大きくなった。 Junh さんは、どのあたりだろう、隊長さんと哲さんは。 いまむらさんはもうゴールされているんだろうな~。さちこさん、は。おばさんランナーさんたちは、と思いながら、まずは荷物を受取り、「クリオ」のマッサージを受けた。 首、肩、背中、腰がバリバリに凝っているようである。 ようやくJunh さんのメール(16時送信)に気がつく(なんてアホなんだろう(゜゜)\バキ) 残念ながら66km地点でリタイアされたようだ。 ホテルに戻られた Junh さんが、ゴール会場に駆けつけてくれた。 しばらして、隊長さんと哲さんがゴール! お疲れさまでした! Junh さんと、ビールを飲もうと勇んで会場の模擬店に行くと、既に完売だった(>_<) で、風呂券を貰っている健康ランドに行って飲もう! ということに。 制限時間の21時過ぎまで、いまむらさんと、Junh さんとで、さちこさん達のゴールを待ったが、会えなかった(さちこさんはその後、無事にゴールされたようである)。 Junh さんと分かれた後、健康ランドで風呂に入ったら、酔いが回ってきた。 タクシーでホテルに直行し、そして、アミノバイタル錠をバリバリ食べて、無事ベッドで眠りにつけた。 【バス停】 大阪行きのバスに乗って我が家に帰ろう! ありがとう、家族。 また掛けてもらいました。 大会を支えている多くのボランティアの方々、 そして応援してくださった皆さま、 ありがとうございました。 コメント1 コメント2 コメント3 コメント4 コメント5 しまなみ情報 ryuji さん Junh さん 隊長さんと哲さん おばさんランナーさん 今回のしまなみでは残念ながら megu さん に会えず。また、大会でお会いしましょう! 読破、お疲れさま&ありがとうございました。じゃ、もう一度、前半戦へ!ジャンル別一覧
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